未来へ続く道



「そうだったんだ、ごめんね」



「それより俺らが今1番聞きたいことがある」



「大輝…」

みんなも外に出て来て真剣な眼差し
聞かれることはわかってた




「嘘をついた理由はなんだ
別に怒ってはない、ただ気になったんだ」



「だよな…今まで俺らに嘘つくことなんて
しなかったお前が」



「なんでかなって俺らは思うんだよ、どうしても」


「それがさぁ、みんなごめんね
ほんと意味はなくて、弟が面白がってあんな嘘を」