未来へ続く道


弟だと言えば色々聞かれるかな
何を聞かれるだろう
なんでいることを言わなかったんだってなるだろうか

色々考えても仕方がない
弟は弟、他に言うことなんてない



「私のおと「こいつの彼氏だよ」」

颯馬はびっくりすることを急に言い出した



「「「はっ!!!」」」

3人は案の定ビックリしていて
私は颯馬の方をチラチラ見るも
少し楽しんでいるのが分かった

口角が地味に上がっていたから



「ちょ、颯馬?!」



「色々聞かれるのが嫌なんだろ?」

そう私の耳元でぼそっと呟いた
私のことを思って言ってくれたんだ
なんだか胸がぎゅっと潰される思いだった