こいつ、俺の嫁。【2】




宮城から来たって言ったよね?
外見からして東京産まれ東京育ちって感じなのに。



「と、東京に住んでるんじゃないの…?」


「ううん!宮城から来たの!
少しでも田舎感を消そうと髪色もメイクも頑張ったんだ~」



えへへと照れたように笑う彼女はやはりどこから見ても都会っ子で。
でも見せてもらった高校の時の写真を見たら雰囲気が全然違った。



化粧と髪色でこんなにも変われるなんてすごい。
あたしも少しは女子力上げないとテツに何て言われるか…



帰りにコンビニ寄って雑誌を買おうと思っていると彼女が慌てたように両手を合わせた。



「そういえば私の名前言ってなかったね!
私は浜岡 莉愛(はまおか りあ)って言います。
莉愛って呼んでね!」


「うん!あたしは大河 澪!
澪でいいよ!よろしくね莉愛!」



よろしくねと笑えば莉愛はニッコリと満面の笑顔を浮かべた。
その笑顔に同性のあたしでもキュンとしてしまった。



そしてとりあえず初日からぼっちを逃れたことに内心安堵した。