ロナウド
「俺は、ここに書いてある通り、一度死んだ命だ。洋介のために使いたい。みんなは、どうだ?」



バンビ
「みんなロナウドに、ついて来た時から決めてるよ」


ジョニーもサムも笑顔で頷いた。



ロナウド
「ありがとう!俺達は生まれ変わったんだ。猫の代表として頑張ろう!」



バンビ
「はい!ロナウドについて行きます」



ジョニー
「やりましょう!親分!」


サム
「ヤッホー!猫万歳!」



洋介が目を覚ました頃は、陽がすっかり落ちていました。



風車小屋に入ると、天井には大きな穴と幾つもの小さな穴が開いていた。



その穴からは、無数の星たちが顔を覗かせていました。



とても綺麗な夜空だった。


遠くの方からは、微かにパトカーのサイレン音が鳴っていました。





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