やっとの思いで診察室に入りベッドの上に寝かす
その間にもよっぽど嫌なのか落ち着きがなくソワソワしてる
「診察してはやく元気になろうな」
「モシモシするよー!」
手早くパジャマのボタンをはずそうとすると
「やだ…」
そうやって診察させまいと横向きになりパジャマを引っ張っている
「はいはい、やだねぇ…おててはどこだっけ?」
となだめながら姫華の体を元に戻し、手を体の横に持ってきてやる
これも何回も繰り返してボタンを外し下着捲る
「やだ…やらないもん(涙)」
もう、羞恥心があるのか目に涙を溜めながら胸やお腹を手で隠している
「もう…何回言ったらわかるの?お兄ちゃんだから恥ずかしがらなくていいんだよ」
姫華の両手を左手でつかみ(何回も逃げられたけど)
右手で聴診器を当てていく
その間にも手は動いているし
体ももじもじ動いている
「動かないよ!上手に出来てるよー!」
となだめながら、手を解放させ体を横向きにして
背中にも聴診器を当てていく
「はい!おしまい!」
そう言って服を直してやる

