長い梅雨が明けた日


「……分かった。今回だけ…。
上手く誘えなかったらごめん」

「っ!!
ありがとう神田!すぐに店の詳細を連絡するからっ!」


神田の了承を得た俺は今なら100%でダンクシュートが打てる程に舞い上がった。


「神田は理乃を店に連れて来てくれるだけでいいから!それがダメなら待ち伏せても自力でやるよ」

「わかった。じゃあもう教室戻るね」

「ありがとう。よろしくな」