長い梅雨が明けた日


箱から新たな冷えピタを取り出してそっと理乃のおでこに貼り付ける。

すると冷たかったのか、寝てる理乃がピクリと反応した。

そんな理乃が可愛いくて愛しくてどうしようもなかった。

頬に触れた手に安心するような無意識な表情。


もっと俺に甘えて
もっと俺を頼って

辛い夏風邪も俺が受け取ってやるから
俺に移してーー


寝てる理乃の唇に自分のそれを重ねた。