「付き合ってるんですか？」


「いや、それはまだだけど…」


「じゃあ大丈夫です、俺気にしないんで」


「は、はぁ…？」


「じゃあそうゆうことで、また後で」




にっこり爽やかに微笑むと、蓮くんは去って行った。




かっこいいけど（もちろん朝比奈くんが一番だけど！）なんかつかめない子だな…




でも告白も断ったし、もうきっと会うことはないよね。




はぁ…朝比奈くんという大好きな人がいながら年下ボーイのハートを盗んでしまうなんて、私ったら罪なオンナ…！




なんて思ってたのに――