朝比奈くんの唇がゆっくりとさがっていく。 「んっ…」 のどの奥から、聞いたこともない甘ったるい切羽詰まったような声が出て焦った。 今のって私の声!?うそ!? 朝比奈くんがピク、と体を揺らして動きを止める。 …もしかして、朝比奈くんも変な声って思ったのかな? もうやだ。恥ずかしくて死にそう、ってか死ぬ…!! 思わず涙目になった私に、朝比奈くんはうろたえたように瞳を揺らして 「…ごめん」 ゆっくり私の上から退いて、ベッドの端に腰かけた。