「良いの良いの、それ可愛いし」 と、三浦先輩はそのペアキーホルダーを持って私の手を引きながらレジのほうへと向かう 結局そのキーホルダーのお金も、さっきのお昼まで三浦先輩に奢ってもらって・・・ 「はい、陽菜ちゃんの分」 お会計を済ませた三浦先輩はピンク色のイルカのほうを私に差し出し 水色のイルカのほうを自分のスマホにつけた 私もスマホにつけようかな・・・