後輩×先輩

トマトリゾットの感想を述べた三浦先輩は、スプーンに1口分のそれを拾って、私に差し出した

あ、あーんしろってこと･･･！？


「え、え･･･っ」

「ほら、早く食べないと食べちゃうよ？」


クスクスと笑いながら三浦先輩はそう言う

ぜ、絶対からかってる･･･！


「っ〜･･･ん」


勇気を振り絞り、そのスプーンを口に含む



「･･･あ、美味しい･･･！」

「でしょ？」