「じゃあ、中に入ろっか」 三浦先輩はそう言って、小さな紙を私に差し出した それは水族館の入場チケットで 「お、お金・・・っ」 慌てて鞄の中からお財布を取り出そうとすると、三浦先輩の手によって止められてしまった 「今日は俺の奢り」 「そ、そんな!悪いですよ・・・!」