すると、ガタンゴトン・・・という音と共に、ホームに新幹線がやって来た すると身体は離れて 「・・・じゃあ、陽菜・・・またね」 「っ・・・雪、くん・・・」 プシュー、という音と共に新幹線の扉が開く もう、行っちゃう・・・雪くんが遠くに行っちゃう・・・ 再び涙が溢れ出し、止まらない 「陽菜」 名前を呼ばれた同時に腕を引かれ また唇が重なった