後輩×先輩




「あっ・・・」

ふと、視界に入った1つの出店を見て、私は足を止めた

りんご飴・・・

食べたいな


「陽菜ちゃん、おいで」


と、三浦先輩はそう言って私の手を引き、りんご飴の出店まで連れて行った

気付いてくれた・・・


「りんご飴1つください」

「はいよー!好きなの選んでね!」


テンションの高いオジサンは笑顔を浮かべながらそう言って、

三浦先輩は綺麗な赤い飴に包まれた1つのりんごを手に取る


「はい、陽菜ちゃん」

「あっ、お金・・・」

「良いから」