「っ・・・み、三浦先輩もっ・・・似合ってます」 「ありがと」 にっこり笑った三浦先輩に更に頬に熱が溜まり、パタパタと手で扇ぐ そんな様子の私を見て三浦先輩はクスクスと笑っていて 「あ、見えてきたよ」 と、三浦先輩の言葉に顔を上げると、沢山の出店が並んでいてキラキラと光っていた 「わあ・・・」 視界に広がる出店たちに目を輝かせると、「ぷっ」と隣から吹き出す音が聞こえた 横を向くとクスクスと可笑しそうに三浦先輩が笑っていて 「陽菜ちゃん・・・本当分かりやすいね」 と。