「んんー………。」


カーテンの隙間から日の光が入ってきて、目が覚めた。


………って、あれ?


何で私、ベッドで寝てるんだろ………。


昨日先生に勉強するのを止められて、頭撫でられて………


その後の記憶が無い。


もしかしてそのまま寝ちゃって、先生がここまで運んでくれた?


うわー、やっちゃったよ。


頭を抱えていると、ガチャっとドアが開いて先生が入ってきた。


「優愛ちゃんおはよー!うわぁ、寝起きの優愛ちゃんも可愛いなぁ!今日も仕事頑張れそう!」


朝からハイテンションな先生についていけない。


とりあえず「おはようございます。」とだけ言ってベッドから出た。