「ふぅー。」
お風呂も入って髪も乾かし終わってソファーで一息つく。
あー、しばらく学校行けないなら勉強しとかないといけないよね。
ご飯食べ終わったら勉強しようかな。
そんな事を考えながらボーッとしていたら、ガチャっとドアが開く音がした。
「ただいま~!」
「お帰りなさい。ご飯温めますね。」
「何作ってくれたのー?」
「煮込みハンバーグです。」
「マジ!?あー、今すぐ優愛ちゃんを嫁に貰いたいっ!」
………すぐそういう事言うんだから。
「はいはい。早く手洗いうがいしてください。」
軽くあしらって、ハンバーグをひっくり返しながら温めていく。
「はーい!」
………子供みたい。
