タコパも終わり片付けも済ませて一息ついた時、親父が話を始めた。


「で、春川さん。これからの話なんだけど。」


そう切り出すと、「はい………。」と姿勢を正す優愛ちゃん。


「これは確認なんだけど、明日警察に行くんだよね?」


「はい。」


「そうか。それで、春川さんは傷の事もあるし、暫く学校は休んだ方が良いと思うんだ。」


「そうですね………。」


「あと、翔琉と暮らしていくにあたってなんだけど、やっぱり他の生徒や先生達にはバレない様にしなければならない。だから、なるべく気付かれない様に注意して欲しいんだ。」


「はい。」


「ま、万が一バレても、俺が何とかするから大丈夫だけどね~!」


おちゃらけてウインクをしながらそう言う親父。


吐き気もんだ………。