「家具は後日届くから、服とかは暫く袋の中に入れてて貰う事になるけど………。」


「分かりました。」


ドッと疲れが出てきて、ソファーにだらーんと座る。


人の家で何やってんだって感じだけど、疲れすぎてダルい。


「眠そうだね。ちょっとベッドで休みな。」


先生がそう言ってくれるけど、疲れすぎて動けない。


すると、先生は私を抱き上げた。


「えっ!?」


驚きのあまり、先生の顔をジッと見てしまう。


「疲れて動けないんでしょ?ソファーで寝ると体痛くなっちゃうよ。」


「あ、あの、降ろしてください………。」


恥ずかしくて顔を俯かせて小さく訴えるけど、先生はそのまま私を寝室に運んだ。