「はい、オッケー!」
気が付けば髪が乾いていて、「ありがとうございました。」と先生にお礼を言う。
「どういたしまして。俺もお風呂入ってくるね。ゆっくりしてて。」
先生はそう言って、リビングから出ていった。
ふと時間を見ると、もう23時になる頃だった。
改めてリビングを良く見渡すと、綺麗に整頓されているなーと感心する。
男性の一人暮らしって、物が散乱しているイメージだった………。
シンプルで必要最低限の物しか置いてない様なリビングは、無駄に広く感じた。
まぁ、元々広いんだろうけど。
ボーっと部屋を見ていると段々眠気が襲ってきて、私はいつの間にか眠りについていた。