「疲れてるでしょ?お風呂入ってきなよ。」


そう言いながら渡してくれるバスタオルと、多分先生のものだと思われるスウェット。


「あ、ありがとうございます………。」


それを受け取り立ち上がると先生に手を引かれ浴室に案内される。


………手繋ぐ必要あった?


「じゃ、俺リビングに居るから。」


そう言ってドアを閉めてくれた先生。


………って、ちょっと待って!


前川先生………覗いたりしないよね………?


なんか急に不安になってきた………。


ま、まぁでも、いくら変態先生だとしても、流石に無いか………。


と、自分に言い聞かせ、髪や体を素早く洗い湯船には入らずお風呂から上がった。


変に緊張した………。