「とりあえず、今日は泊まっていきなよ。もう夜遅いし。ね?」


先生はそう言ってくれるけど、ホントに大丈夫なのだろうか。


先生的には問題ないみたいだけど、私的には色々問題がある。


着替えも無いし、なによりこの変態先生に何かされるんじゃないかと不安もある。


そんな私の心情を察してか、「大丈夫、何もしないよ。」と先生は私の頭を撫でながら優しくそう言った。


「今日………だけ………、よろしく、お願いします………。」


緊張のせいかどもって変な話し方になってしまった………。


「ははっ!はい、よろしくされました!」


先生は背筋を伸ばして敬礼し、満面の笑みで私を見た。


………ちょっとキュンとしちゃったのは内緒。