先生の溺愛が止まりません



あーあ、私の人生って何なんだろうなー。


こんなんなら、産まなきゃ良かったのに。


「はぁ………。」


あてもなく、フラフラと歩く。


辺りは街灯も少なく、薄暗い。


「どうしよ………。」


ホント、これからどうしよう。


いっその事、死のうか………なんてバカな考えが頭を過る。


「見つけた………。」


ふと後ろから聞き覚えのある声がして振り向くと、前川先生が立っていた。


さっきの事もあって気まずい………。


「どこ行こうとしてたの。」


「先生には関係ありません。」


「ああいう事だったんだね。」


「何がですか。」


「去年の家庭訪問が無かったのは。お母さん、あまり家に居ないんだね。」