そして、遂に来た水曜日。 朝はまだ“あの人”は家に居なかった。 まぁ、ちゃんと時間も連絡したし、それに対して返事も来たから、17時頃には家に居るだろう。 いつも通り、先生からのアタックもあしらい、普通に授業を受けて放課後。 「はぁ………。」 家への帰り道、無意識にため息が出る。 スマホで時間を確認すると、16時半をちょっと過ぎた所だった。 家の前に立ち、深呼吸をする。 “あの人”に会うのは、いつぶりだろう。 妙な緊張感を抱えながら、私は玄関のドアを開けた。