「ちっ。ホントに彼氏居たのかよ。」
そう吐き捨ててどこかに消えてった3人。
ホッと息を吐く。
「優愛ちゃん、遅くなっちゃってごめんね。何もされてない?」
すぐに先生は隣に座ってくれて、私の頭を撫でてくれる。
「大丈夫です。………あ、タピオカありがとうございます。」
タピオカを取ろうと手を伸ばすと、先生にその手を握られた。
「………大丈夫じゃないでしょ?手、震えてるよ。」
言われて気付いた………、私の手は小刻みに震えていた。
「あっ………。」
「怖かったね。もう大丈夫だよ。」
そう言って優しく私を抱き締めてくれる先生。
先生が抱き締めてくれると凄く安心する。
