「あ、そうそう、お昼何食べたいか考えた?」
ネクタイを緩めながら聞いてくる先生………、な、なんか色気が………。
って、何考えてんの私。
それより、バイトの事で頭がいっぱいで、すっかり忘れてた………。
「もしかして、考えて無かった~?」
図星を突かれ、思わず俯く。
「はい………。」
「そっかぁ………。あ、優愛ちゃん生魚とか大丈夫?」
「は、はい。」
「じゃ、寿司行くか!」
「お寿司………ですか………?」
産まれてから一度も食べた事が無い。
「あれ、苦手?」
「そういう訳じゃなくて………、食べた事無いのでどんなものなのかな、と………。」
素直にそう言うと、
「よし!寿司に決定~!着替えてくるから、ちょっと待っててね!」
先生は自分の部屋に入っていった。
