「優愛ちゃーん!お風呂沸いたよー!」
先生のこの声に、ハッと我に返る。
「は、はい。お風呂行ってきます。」
ドキッと心臓が跳ねて、思わず俯く。
先生の横を通り過ぎようとした時、腕を掴まれ私は立ち止まる。
「夏休み、花火大会があるんだ。良かったら、一緒に行かない?」
急な誘いに戸惑う。
ってか、今聞く必要ある?
「………考えておきます。」
それだけ言って、今度こそ私はお風呂に入りに行く。
湯船に浸かって、花火大会の事を考える。
花火大会なんて、行った事無いから行ってみたい。
でも、絶対人が多い。
もし私と先生が一緒に居る所を学校の人に見られたら………?
そんな事を悶々と考えていたら、結構長い時間お風呂に入っていた。
