溺愛執事のキスの雨




「恋様がお美しいのが悪いんです」


と。また訳の分からないことを・・・

はぁ、と小さく息を吐いて、ドレッサーの前にある椅子に腰かける


「今日は桃色の髪飾りを選んでちょうだい」

「はい、パーティなので、桃色のダイヤがついた髪飾りをお選びしました」


ス、と篠宮が差し出した髪飾りは、やっぱり素敵なもので

このドレスにとてもよく合うもの


篠宮は「失礼致します」と、声をかけて器用にあたしの髪を括り始め

アップにしてもらい、髪飾りを着けた



「とてもよくお似合いです、恋様」