溺愛執事のキスの雨




「君が、京くんかな?」


旦那様の第一印象は、とにかくイケメン

年齢は30代後半にも関わらず、20代なのではないかと思うほど若々しく見えた


「京くん、君は今日から僕達の家族だ」


旦那様はそう言って、俺の手を引きながらあの屋敷に向かったんだ



屋敷に着いてから、俺は執事としての研修を行った

旦那様は最初


「君は家族だから、そんな事しなくていいんだ」


そう言ってくれたけど、何かの役に立ちたくて、執事研修を受けることにしたんだ