篠宮に手を引かれ、たどり着いたのはベッドルーム 篠宮の片手には本が持たされていて 「恋様、少しお疲れでしょう ベッドで読書をしましょう」 なるほど、流石篠宮ね・・・ 確かに今日はいつもより勉学の時間を取ったから、疲れたわね 「ええ、そうするわ」 と、ベッドに腰掛けたその時、視界が反転した 「・・・篠宮、どういう状況かしら」