「この1ヶ月間、お疲れ様です ────── ────ありがとうございました」 ───1時間程して片付けは終わり、最後に実行委員長の話を聞いて、解散になった さて、篠宮も待っているだろうし、帰ろうかしら・・・ と、教室に足を進めようとすると 「恋ちゃん!」 と、充に声をかけられた 充のほうを振り向くと、彼は緊張したような顔をしていて 「学園祭が終わるこの日に、気持ちだけ伝えたかったんだ 俺、恋ちゃんが好きだ 俺と、付き合ってくれませんか」