お兄ちゃんの腕を握り戸惑うお兄ちゃんを無視しダッシュで校舎に入る。
「お…クソ兄貴も午後からくればよかったじゃない」
「午後は晴人と約束があるんだ」
ここのとこ…いや、1年くらい前から晴人くんの話題が多くなった気がするな。
私の中の腐った部分が何か言っているが無視無視。
「わ、楓先輩よ…!ご挨拶を…」
「ダメよ、殿方といらっしゃるわ」
「ほんとだ。お付き合いしてらっしゃるのかしら」
「やっぱり、百戦錬磨の噂は本当だったのね!」
「きゃーー!」
少し遠くからそんな声が聞こえ顔が熱くなる。
隣のお兄ちゃんに見えないように顔を背ける。
「…ホッ、殴られるかと思った。…っで!」
そんなことを呟きやがったので足を思いっきり踏んづけてやった。
「おい!お前今…向こうの女の子見てただろ」
「んー?なになに、妬いてんの?」
向こうから男ふたりのそんな会話が聞こえてきた。
「女子校にもBLがあるとは…!腐腐腐、楓、行くぞ」
「え、ちょっと!」
お兄ちゃんはすぐあのカップル目指し走り始め、私もそれを追う。
そのカップルは、なんと私のクラスの出し物お化け屋敷の中に入っていった。
「お…クソ兄貴も午後からくればよかったじゃない」
「午後は晴人と約束があるんだ」
ここのとこ…いや、1年くらい前から晴人くんの話題が多くなった気がするな。
私の中の腐った部分が何か言っているが無視無視。
「わ、楓先輩よ…!ご挨拶を…」
「ダメよ、殿方といらっしゃるわ」
「ほんとだ。お付き合いしてらっしゃるのかしら」
「やっぱり、百戦錬磨の噂は本当だったのね!」
「きゃーー!」
少し遠くからそんな声が聞こえ顔が熱くなる。
隣のお兄ちゃんに見えないように顔を背ける。
「…ホッ、殴られるかと思った。…っで!」
そんなことを呟きやがったので足を思いっきり踏んづけてやった。
「おい!お前今…向こうの女の子見てただろ」
「んー?なになに、妬いてんの?」
向こうから男ふたりのそんな会話が聞こえてきた。
「女子校にもBLがあるとは…!腐腐腐、楓、行くぞ」
「え、ちょっと!」
お兄ちゃんはすぐあのカップル目指し走り始め、私もそれを追う。
そのカップルは、なんと私のクラスの出し物お化け屋敷の中に入っていった。



