「そんな…。彼女が晴人をナンパしていた時があってそれを俺がとめたことがあるんだが。ここで偶然あったら、この通り突然ぶちギレられた」
その女の人の方をみたら…なんともういなくなっていた。五反野さんも。
ってことは…。
「ねえ、お父さんとお母さんは?」
「午後来るらしい。今はまだいないぞ」
お兄ちゃんと2人?!
なにこれ、一緒にまわる流れ…?!
やだ、むり…。
心臓もたないわ…。
ピロリン
帰れって言おうとしたら、スマホが通知を知らせる。
《先輩、素直になって頑張ってくださいね♡》
五反野さん…!!
「…!!お兄ちゃんのバカバカ!!クソ!!ゴミ!!BLに埋もれて腐って肥料にでもなればいいんだわ!!」
「いつにも増して辛辣じゃないか…?俺何かしたか…?」
「だ、だいたいここ女子校よ?BLないわよ?!」
「百合はあるだろう。専門外だが」
「女子校に何夢見てんのよキモっ」
「ごめんなさい」
そのとき、周りがザワザワしているのに気がついた。
どうやら私の声が思ったより大きかったのだろう。
「あーもう!」
やけくそだ。
その女の人の方をみたら…なんともういなくなっていた。五反野さんも。
ってことは…。
「ねえ、お父さんとお母さんは?」
「午後来るらしい。今はまだいないぞ」
お兄ちゃんと2人?!
なにこれ、一緒にまわる流れ…?!
やだ、むり…。
心臓もたないわ…。
ピロリン
帰れって言おうとしたら、スマホが通知を知らせる。
《先輩、素直になって頑張ってくださいね♡》
五反野さん…!!
「…!!お兄ちゃんのバカバカ!!クソ!!ゴミ!!BLに埋もれて腐って肥料にでもなればいいんだわ!!」
「いつにも増して辛辣じゃないか…?俺何かしたか…?」
「だ、だいたいここ女子校よ?BLないわよ?!」
「百合はあるだろう。専門外だが」
「女子校に何夢見てんのよキモっ」
「ごめんなさい」
そのとき、周りがザワザワしているのに気がついた。
どうやら私の声が思ったより大きかったのだろう。
「あーもう!」
やけくそだ。



