設定は私たちとはだいぶ違うが、誰にも言えない私の気持ちの吐き出し口になっている。

でも…これからはこの子にも相談できるんだ。

受け入れて貰えたんだ…。


「五反野さん」

「はい?」

「ありがとう」


もう一度頭を撫でお礼を言った。

気持ち悪いって、おかしいって言わなくてありがとう。