無気力王子と甘い時間。

「何点だったの?」



「いや…えーと…」


誤魔化そうと思ったのにお兄ちゃんがじっと見てくるから視線に耐えきれなくなってつい…


「は、8点…」



そう言ったらお兄ちゃんの表情が固まった。

いや、うん。

やばいよね。



「8点かぁ…それは母さんに怒られるね」

と苦笑いのお兄ちゃん。



「う…どうしよ…」



「俺も教えてあげたいけど数学は苦手なんだよな…」