醜い私と綺麗な君

恋愛(学園)

ななぽちょ/著
醜い私と綺麗な君
作品番号
1617532
最終更新
2020/10/06
総文字数
13,713
ページ数
44ページ
ステータス
未完結
PV数
279
いいね数
0
【醜い私と綺麗な君】


身体醜形障害。

極度の低い自己価値感に関連して、自分の身

体や美醜に極度にこだわる症状。

私、稲沢 美海は身体醜形障害という病気で

す。


すべてを諦めかけていた時

柴崎 優磨くんに出会った。


苦しくても、悲しくても、

優しくて温かい笑顔で隣にいてくれた君。


これは、

私の最初で最後の苦くて甘々な青春×恋のお

話です。



今日は4月7日桜ヶ丘高校の入学式です。
晴天で桜も満開の今日この頃
私は。。。
メガネにマスクに長袖におさげという
地味かつ大胆な格好をして正門の前で立ち尽くしていた。

うぅ〜
ついに来てしまったぁ〜。

途方も無い悲しみに私は動くことができなかった。

なぜこんなに悲しいのかというと、
人に顔を見られるのが怖いから。
身体醜形障害という病気のせいでなかなか勇気を出せずに固まっていた。

そもそも、いつから私が身体醜形障害になってしまったのかというと。。。
私が中学三年生の時だった。
誰にも顔を見られたくなくて、マスクでいつも顔を隠していた。
お弁当もみんなといっしょに食べられなくなったある日、私のお母さんが心配して精神科に一緒に行った。
そこで身体醜形障害ということがわかった。
あまり聞いたことのない病気で最初は困惑したけど、自分の身体の状態を知ることができて少し安心したのを覚えている。
かといって、この病気は治らないわけで。。。

高校入学にあたって学校には、事情を説明してあるから少し気が楽だけど
やっぱり怖いものは怖くて。。。
って、ダメダメ!
弱気になってちゃ前に進めないよね‼︎

ちょっとずつでも良いから前に進みたい。
そう思ったけど、誰にも顔を見られないように、下を向いて歩いてしまっていた。
あらすじ
身体醜形障がいという精神的障がいを持つ美海。
いつもと変わらない日常だった。
でも、ある男の子、優磨と出会って変わっていく。

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