先生がいてくれるなら②【完】


立花を抱き締めたままソファに座るように促すと「せんせ、コーヒー、冷めちゃう……」なんてコーヒーの心配をしている。


いいんだよ、コーヒーなんか、後回し。


今度は反対の耳を唇で挟んで、もう一度ペロリ。


さすがに二度目は予想が付いたのか、声を頑張って我慢している。



……ふぅん。



俺はそのまま唇を少しずつ下へ下げていき、首筋にキスを落とす。


細くなめらかな首筋……。


「っ、せっ、……せんせ……っ」


唇と舌先で執拗に責めると少し震えながら俺を呼び、声にならない吐息が漏れる。


もっと甘い声、聞かせて、立花……。



俺はまた少し唇を下げていき、左手でパジャマのボタンをプチン、ひとつ外す。


露わになった鎖骨に唇を這わせ、舌先だけで舐め、唇で食み……。



「……っ、あ、あのっ……」



……そうじゃなくて、さっきみたいな声が聞きたいんだけどな。


俺の服をギュッと握りしめて声を耐える姿が可愛いけど、やっぱりそれだけじゃ満足できない。



立花に気付かれないようにもうひとつボタンを外すと、チラリと覗くレースの下着……。


理性を決壊させないようになんとか保ちながら、レースと肌の際に唇を這わせた。


唇に伝わるその肌の柔らかさに思わずクラリと目眩がしたが、必死に声を我慢する立花に意識を向けることでなんとか理性をつなぎ止める。



「せ、……せん、せ……ちょ、あ、あの……っ」