真っ暗なその中に、 携帯の灯りだけでは全てを把握出来ない、その中に── 「立花!!」 駆け寄って抱きかかえるが、何の反応も無い。 力なくだらりと垂れ下がる腕。 抱き上げて、倉庫の外へと運び出す。 「あっ、藤野先生、いましたか!」 一緒に探してくれた飯島先生が駆け寄ってきた。 「飯島先生、救急車を呼んで下さい! あと、職員室へ行って報告をお願いします!」 「分かりました!」