白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜

「こんなの…初めて……。」

「(爆笑)やり終わった後♡みたいな事言うなよっーーーーーっ!!」

「ちがーーーーーうっ!!足がっ!!」

「初回で枕…懇願されたの、俺も初めてだわっ(笑)」

だからーーーーーっ!!

ちがーーーーーうっ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

もう…ホントに恥ずかしいから…帰りたいっ!!

酔うって……

この際リバースしたい……(T ^ T)

時を戻そう……(T ^ T)


「送るよ。姫♡
こんなの初めてなんでしょ♡」

「足がですっ!!(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」

「(笑)シンデレラ、指輪の次はガラスの靴…落とさないで。」

「でも……巻き髪ちゃんが呼んでるよ…。
ほら…あのアフターとかってあるんじゃないの?」

「俺、午前2時のシンデレラボーイですからっ。定時だよ。それにもうホストじゃなくて飲食店店員です。(笑)」

定時??

お水にも定時があるのか……。

働き方…改革?

カウンターでタツヤさんがシェイカーを振りながら私たちを冷やかすように笑った。

「お疲れーーーーー!(笑)タクシー呼んだよ。」