「誰が〜〜っ。枕だって〜〜。」
ヒカルのかなり不満そうな声に、「ひぃっ!」っと小さな悲鳴を上げて…振り返った瞬間…
その胸元に身体が崩れる。
丁度…彼の胸骨らしき部分に額がコツンと吸収される。
「顔、上げろっ!!吐くぞっ。」
「きゃっ!!」
私は慌ててヒカルの胸から顔を上げる。
今度は、お互いに鼻先が触れそうなくらい近い位置にある綺麗な顔にもう一度、びっくりする。
ぎゃっ!!
人間って…こんなに鼻、高かったけ?
ヒカルが握る私の手首に力が入る。
脳内パニック。
ところどころ…切れかかった神経ではこれ以上身体を起こせない。
私としたことが…
信じられない失態。
よりによって…元ホストなんていう限りなく疑わしく危うい生き物に寄り掛かったりしているなんて…。
ヒカルのかなり不満そうな声に、「ひぃっ!」っと小さな悲鳴を上げて…振り返った瞬間…
その胸元に身体が崩れる。
丁度…彼の胸骨らしき部分に額がコツンと吸収される。
「顔、上げろっ!!吐くぞっ。」
「きゃっ!!」
私は慌ててヒカルの胸から顔を上げる。
今度は、お互いに鼻先が触れそうなくらい近い位置にある綺麗な顔にもう一度、びっくりする。
ぎゃっ!!
人間って…こんなに鼻、高かったけ?
ヒカルが握る私の手首に力が入る。
脳内パニック。
ところどころ…切れかかった神経ではこれ以上身体を起こせない。
私としたことが…
信じられない失態。
よりによって…元ホストなんていう限りなく疑わしく危うい生き物に寄り掛かったりしているなんて…。


