誰が……天使で、
何が……悪魔なのか…
分かりづらい世界で…
光も闇も曖昧で、
そんな白夜のような世界に住む。
天使なんていない。悪魔だって本来はいない。
私は、自分と同じ人間のこの人を哀れんだりなんかしない。
ただ…
これから先も、こんな世界で強く生きて行けるように…
言ってあげて欲しい。
一言でいい…
「君は何も悪くない!」
煌君にそう言って、謝って欲しい。
「園長先生は、皆んなに優しい。
私にも、なつめ先生にも…。
だから言えなかったって。
嫌われているのは、自分だけだから…だから、黙っていよう…って。
電話越しで煌君が私にやっと話してくれました。」
何が……悪魔なのか…
分かりづらい世界で…
光も闇も曖昧で、
そんな白夜のような世界に住む。
天使なんていない。悪魔だって本来はいない。
私は、自分と同じ人間のこの人を哀れんだりなんかしない。
ただ…
これから先も、こんな世界で強く生きて行けるように…
言ってあげて欲しい。
一言でいい…
「君は何も悪くない!」
煌君にそう言って、謝って欲しい。
「園長先生は、皆んなに優しい。
私にも、なつめ先生にも…。
だから言えなかったって。
嫌われているのは、自分だけだから…だから、黙っていよう…って。
電話越しで煌君が私にやっと話してくれました。」


