光留は私の中で……ことを終えると、一通りのキスを降らせて、自分の鼓動をさり気なく整える。

光留を過剰摂取。


「これで満足?」


光留って…たまに天然すぎる悪魔だよね。

本人、自覚症状無し…悪気無しの悪魔っ!

そうやって…さり気なくマウントして、また不安に突き落とす。

「気持ち良かった?」

悪魔ワード炸裂!!

男の人には永遠に分からない…じゃなくて、光留には永遠に分からない。

光留と身体が離れた瞬間に…また怖くなるじゃないっ…



「俺、もう一回…店に戻らなきゃ。先に部屋に戻ってて!」

この街で…

この眠らない街で…

信じるって

奇跡。


誰もが…「愛情の貯金はできますか?」

きっと皆んな…そうやって問いかけて生きてる。