「ホント……ごめんなさい。
冷静に考えたら…あんな狭い個室で…。」

「あんな狭い個室で……何?」



ヒカルは意地悪そうに…

少し笑って……

私を見る。


もうーーーー(T ^ T)///!!!

ホントっ! 恥ずかしいっ(T ^ T)///!!!



「俺、得意だけどっ。狭い所!(笑)」

「 ………………。」

「今度、試して見る?(笑)」

なっ!!!なにぃーーーーーっ!!!


「やめて下さいっ!シャレにならないですからっ!!!」





私と光留が出会ったのは冷夏のはずの夏の夜。

眠らない街で、夜明けまで…ここはずっと眠らない。

白夜のような繁華街で……

彼は生きていた。

10代の少年の頃から、夜は暗いと思わないそんな生活。

眠らない…眠れない夜を当たり前のように

生きていた。