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…で。タツヤさんの笑いが止まらない。

アコは息ができないくらい笑ってレイジ君の膝に焼酎をこぼす始末。

「ひぃーーーーーっ!(笑)クッソ笑えるっ!」

「で、でっ、終わったよって〜(涙笑)」

「ヤバいっしょ。ソレっ!(爆笑)」

3人はヒカルと私の顔を交互に見てまた吹き出す。

「笑い過ぎですって。本当に…私、どうしようかと思ったんですからっ。」

カウンター越しのヒカルはグラス抜きながら私の顔を覗き込む。

「介抱してただけですって。激しいリバース。(苦笑)」

「どエロいなぁ〜〜!!その介抱っ。」

タツヤさんはまだケタケタ笑ってヒカルの肩をド突いた。

「どんだけ、もらいゲロ…ガマンしたと思ってんですかぁ〜。」

「(笑笑笑)さいっこーーーーだなっ。」


恥ずかしすぎる……。

勘違いが…恥ずかしすぎる…。

カウンターに肘を付いてため息。

もう…穴があったら入りたい……って…これすらも下ネタに感じるっ…。

もう…ヤダぁ〜。T^T


「(笑)バックヤードから帰ってきた橙子の顔っーーーーっ!!(笑)
“あの〜っ。トイレでいけない事してます!”って!!
先生にチクる生徒会長みたいな顔してたぁっ!」