「てかっ…とっくに寝てるし…(苦笑)」

「ハッ?!…えっ?よ…よかった。」

見られて…なくて。

「結構、早い段階で寝てたぞ…コイツ。
チルチルとミチルが旅に出る前あたりからっ。」

それは…すごい早い段階ですわ。

(苦笑)プロローグ…で寝る。

「雨…ひどいし、泊まってけよ。
俺、ここで寝るから先生は煌とベッドでどーぞっ。」

「……あ…ありがとう。」

なんかぁーーーー気を使わせてるぅ〜(汗)

「ま〜たっ、枕とかって言われても嫌だしっ!(笑)」

ひゃーーーーーっ。ごめんなさーーーーい!

結局…

シャワーの後、煌君の寝息を聴きながら…私はヒカルの匂いがするキングサイズのベッドに顔を埋めた。

眠っている子供のいい香り。

スリスリ…ってしたくなる。

甘い砂糖菓子みたいな匂い。

ヒカルといるとドキドキしすぎるけど…ここは癒し。

煌君といるとホッとする。

(苦笑)……。ただの職業病かな。

慣れって…怖い。



でも、朝…起きて…

ソファーでアザラシちゃんを抱えて眠るヒカルの寝顔に……

癒された。

まだ、生乾きだよ。アザラシちゃん(笑)

私はそっとヒカルの側にしゃがみ込む。

めくれあがるTシャツの下…

秘密のタトゥー…み〜ちゃった♡

“ ♾♾♾“

無限ループ……。  

「 永遠 」 かぁ……。 

私は…そこにそっと頬を寄せた。