「いいよ。分かった!!
チューしてたこと、内緒ね♡」


×××××ーーーーーーーー!!

やっぱしぃーーーーーーー!!

見られてるしぃーーーー!!


「煌の好きな所、連れてってあげる。そのかわりマジで秘密(笑)」

「うん♡」

ヒカルに肩車された煌君は、キャッキャと笑う。

「ねぇ…煌。
たまに、先生貸してよ。」

「ん〜〜。いいよ。たまにね!少しだけだよ。」

「(笑)」

2人とも…とても幸せそうな笑顔……

この小さな家族はとっても幸せなんだと思った。

2人きりだけど…それでも幸せそう。

「チューする時だけ貸してあげるっ。
あとは煌の先生だよ!!」

「だぁ〜からっ!ワザと何回も言うなって。秘密だっつってんだろ!!」

「お約束だよ。チューする時だけね!
お約束は守らなきゃっ…!」

先生口調…じゃなくて…(笑)

まりなちゃん口調…(苦笑)

「ったく。わかった(笑)約束!」

私は…単純に…

今、この親子の側にいたいと思った……

単純に…

微笑ましくて、愛おしく感じたんだと思う。