恋愛の始まりなんて…どこからでもいい。

例えば…身体からでも。

それでも、始まりは始まり。


そう思いながら、タクシーのサイドガラスからネオンの輝く繁華街を見つめる。

でもさ…ホントは普通の恋がしたい。

いつも彼のことを考えて、頭から離れない程好きで。

気になって…気になって、

彼を思うとキュンとする。

彼氏って…自分へのご褒美なんだ。

ご褒美のような人。

いつも頑張っている自分に…ご褒美のような人が理想なんだ。