今まで思い詰めてたことを吐き出してしまった。






みるみるミュウの表情が変わる。
笑顔が可愛いのに、そんなに眉間に皺寄せちゃって……




あぁ、こんな顔させんのもみんな俺のせいなんだな。











「そう思ってたら一緒にいないでしょ」







はぁっと溜め息ついて、丸椅子器用に操って俺にずいっと近寄ってきた。







「いったい私がヒナタのどこを好きになったと思ってるの。顔?ルックス?そんなのはっきり言ってどうでもいいのよ」





くっつきそうな位近くで見上げてくる、ミュウの瞳は真剣そのもの。






そして、俺の不安を一掃してくれる嬉しい一言。







「私ヒナタじゃなきゃ付き合ってない!」







そうか、そうだよな。
俺、何考えてたんだろ……付き合うきっかけになった時だって、ミュウは俺の事わかってくれてる。そう感じたからじゃないか。