『真理 今日も・・・ やるんだね・・・』
『千夏 うん・・・』
香苗が入室しました
私はその表示を見て、一気に恐怖が襲ってきた。
『霞 来た・・・ か・・・』
『香苗 今日も始めるわよ。 念の為確認しておくけど、ルールは毎晩1回、死んで欲しい人に投票する。 1番表が集まった人を私が殺しに行く。退室したり、投票しなかった人も殺しに行く。・・・ いいわね?』
『千夏 うん・・・』
『香苗 投票は10時30分から。それまでに誰に入れるかを考えておくこと。 ちなみにこの画面は投票が終わってからしか戻らないから、しばらくこのままよ。 じゃあまた投票の時に会いましょ。』
香苗がいなくなると、クラスメイトも集まりだした。
『加奈子 はあ・・・ なんでこんなことになったのかな・・・』
『瑛太 俺らが香苗を虐めたからだろ』
『美玖 私だってやりたくなかったの!』
『霞 はあ? 美玖、私のせいだって言いたいの!?』
『颯太 だっ・・・ だって・・・ 阿仁村さんが言い出したから・・・』
『霞 はあ? あんたまで私に押し付けるつもり!? 私は何も悪くないわよ!! 』
『真理 霞・・・』
『霞 あと、私には絶対投票しないでよね。 わかった?』
『翔太 うん・・・』
『雅 わかった』
『霞 真理たちもだよ? 』
『真理 うん・・・』
『千夏 わかってるよ・・・』
『霞 1人でも投票したら許さないからね』
霞がそんなメッセージを送った時、香苗が再びトークルームに入ってきた。
『香苗 時間よ。 投票開始。』
香苗からそんなメッセージが送られてきた直後、また画面が真っ暗になった。
そして、【この中から1人選べ】 という文と、クラスメイト全員の名前が現れた。
「ここで・・・ 投票するのかな・・・」
私はしばらく考えて、投票する人を決めた。
私が票を入れたのは、松本澪だ。
私は正直、澪のことが苦手だった。
澪は自分勝手で、自分の思い通りにならないと直ぐに怒ったりする人だった。
下にある決定ボタンを押すと、投票完了の文字が現れた。
しばらくすると、またさっきのチャット画面に戻った。
『香苗 投票結果が出たわ』
どうやら全員投票が完了したらしい。
『優希 だ・・・ 誰になったんだよ・・・』
『香苗 今日のターゲットは・・・ 三浦加奈子。あんたよ。』
『加奈子 え・・・ わ・・・ 私・・・? 嘘・・・ でしょ・・・?』
『香苗 じゃあ・・・ 復習開始』
香苗のメッセージとともに、また別の画面になった。
画面には【投票結果】と大きな文字があり、その下にクラスメイト全員の名前が並んでいた。
名前の下には、何票入ったかが書かれている。更にその下に、また名前が書かれていた。どうやら誰が誰に投票したかが分かるようになっているようだ。
私はまず、自分の名前を探した。
どうやら私には票が入っていないみたいだ。
私がほっとしていると、不意に霞のことが気になった。
私は上にスクロールして、霞の名前を探した。
「あ、あった。」
霞には、1票入っていた。
霞に票を入れたのは、渡辺颯太だ。
颯太はクラスでも地味な方で、休み時間はいつも1人で本を読んでいる子だった。
容姿は別に悪くは無いけど、根暗な性格のせいで誰も近づこうとしない。完全に孤立している子だった。
「颯太・・・ なんで霞に入れたの・・・?
あっ・・・ そういえば・・・加奈子大丈夫かな・・・」
私は心配になって電話をかけた。
1回のコール音で、加奈子は電話に出てくれた。
「加奈子? 大丈夫?」
「今のところは無事。 ねえどうしよう・・・ 私・・・ 殺される・・・!!」
かなり動揺しているらしく、声が震えていた。
「加奈子・・・一旦落ち着こ・・・?」
私が加奈子を宥めると、彼女は震えた声で言った。
「落ち着けるわけないよ・・・ だって・・・ これから殺されるんだよ・・・? こんな状況で落ち着けると思う・・・?」
加奈子は少し口調を強くして言った。
「加奈子・・・」
私がそう呟いた時、
「・・・あ・・・ 誰か来た・・・」
彼女は今にも泣きそうな声で言った。
「・・・え・・・?」
「やだ・・・ こっちに来る!!」
「い・・・今何処にいるの・・・?」
「自分の部屋・・・ 押し入れに隠れてる・・・
え・・・ 待って・・・部屋に入ってきた・・・」
「・・・え・・・?嘘でしょ・・・?」
「やだ・・・ 押し入れの前にっ・・・ い・・・いや・・・ いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
「ち・・・ ちょっと加奈子!!! どうしたの!? 大丈夫!? 返事してよ!!!」
私は必死に呼びかけたが、電話の向こうから加奈子の声が聞こえることは無かった。
私はそのまま電話を切った。
『千夏 うん・・・』
香苗が入室しました
私はその表示を見て、一気に恐怖が襲ってきた。
『霞 来た・・・ か・・・』
『香苗 今日も始めるわよ。 念の為確認しておくけど、ルールは毎晩1回、死んで欲しい人に投票する。 1番表が集まった人を私が殺しに行く。退室したり、投票しなかった人も殺しに行く。・・・ いいわね?』
『千夏 うん・・・』
『香苗 投票は10時30分から。それまでに誰に入れるかを考えておくこと。 ちなみにこの画面は投票が終わってからしか戻らないから、しばらくこのままよ。 じゃあまた投票の時に会いましょ。』
香苗がいなくなると、クラスメイトも集まりだした。
『加奈子 はあ・・・ なんでこんなことになったのかな・・・』
『瑛太 俺らが香苗を虐めたからだろ』
『美玖 私だってやりたくなかったの!』
『霞 はあ? 美玖、私のせいだって言いたいの!?』
『颯太 だっ・・・ だって・・・ 阿仁村さんが言い出したから・・・』
『霞 はあ? あんたまで私に押し付けるつもり!? 私は何も悪くないわよ!! 』
『真理 霞・・・』
『霞 あと、私には絶対投票しないでよね。 わかった?』
『翔太 うん・・・』
『雅 わかった』
『霞 真理たちもだよ? 』
『真理 うん・・・』
『千夏 わかってるよ・・・』
『霞 1人でも投票したら許さないからね』
霞がそんなメッセージを送った時、香苗が再びトークルームに入ってきた。
『香苗 時間よ。 投票開始。』
香苗からそんなメッセージが送られてきた直後、また画面が真っ暗になった。
そして、【この中から1人選べ】 という文と、クラスメイト全員の名前が現れた。
「ここで・・・ 投票するのかな・・・」
私はしばらく考えて、投票する人を決めた。
私が票を入れたのは、松本澪だ。
私は正直、澪のことが苦手だった。
澪は自分勝手で、自分の思い通りにならないと直ぐに怒ったりする人だった。
下にある決定ボタンを押すと、投票完了の文字が現れた。
しばらくすると、またさっきのチャット画面に戻った。
『香苗 投票結果が出たわ』
どうやら全員投票が完了したらしい。
『優希 だ・・・ 誰になったんだよ・・・』
『香苗 今日のターゲットは・・・ 三浦加奈子。あんたよ。』
『加奈子 え・・・ わ・・・ 私・・・? 嘘・・・ でしょ・・・?』
『香苗 じゃあ・・・ 復習開始』
香苗のメッセージとともに、また別の画面になった。
画面には【投票結果】と大きな文字があり、その下にクラスメイト全員の名前が並んでいた。
名前の下には、何票入ったかが書かれている。更にその下に、また名前が書かれていた。どうやら誰が誰に投票したかが分かるようになっているようだ。
私はまず、自分の名前を探した。
どうやら私には票が入っていないみたいだ。
私がほっとしていると、不意に霞のことが気になった。
私は上にスクロールして、霞の名前を探した。
「あ、あった。」
霞には、1票入っていた。
霞に票を入れたのは、渡辺颯太だ。
颯太はクラスでも地味な方で、休み時間はいつも1人で本を読んでいる子だった。
容姿は別に悪くは無いけど、根暗な性格のせいで誰も近づこうとしない。完全に孤立している子だった。
「颯太・・・ なんで霞に入れたの・・・?
あっ・・・ そういえば・・・加奈子大丈夫かな・・・」
私は心配になって電話をかけた。
1回のコール音で、加奈子は電話に出てくれた。
「加奈子? 大丈夫?」
「今のところは無事。 ねえどうしよう・・・ 私・・・ 殺される・・・!!」
かなり動揺しているらしく、声が震えていた。
「加奈子・・・一旦落ち着こ・・・?」
私が加奈子を宥めると、彼女は震えた声で言った。
「落ち着けるわけないよ・・・ だって・・・ これから殺されるんだよ・・・? こんな状況で落ち着けると思う・・・?」
加奈子は少し口調を強くして言った。
「加奈子・・・」
私がそう呟いた時、
「・・・あ・・・ 誰か来た・・・」
彼女は今にも泣きそうな声で言った。
「・・・え・・・?」
「やだ・・・ こっちに来る!!」
「い・・・今何処にいるの・・・?」
「自分の部屋・・・ 押し入れに隠れてる・・・
え・・・ 待って・・・部屋に入ってきた・・・」
「・・・え・・・?嘘でしょ・・・?」
「やだ・・・ 押し入れの前にっ・・・ い・・・いや・・・ いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
「ち・・・ ちょっと加奈子!!! どうしたの!? 大丈夫!? 返事してよ!!!」
私は必死に呼びかけたが、電話の向こうから加奈子の声が聞こえることは無かった。
私はそのまま電話を切った。


