私、黛まどかは常々思っている。

ななみちゃんは可愛い。

こんな可愛い女の子、ちょっとそこらにはいない。

無表情なのが玉にキズだけど、ベースとしてはいいものを持っていると思う。

ああ…何だかムラムラしてきた…。

「ちょっと、ななみちゃん、こっちおいで」

「?」

私の手招きで、ななみちゃんは素直にトテトテと歩み寄ってくる。

そんな無垢な彼女を強引に組み敷いて…!







「いやぁんっ!ななみちゃんやっぱりセーラー服似合うわぁ!そうよねぇ、ちょうど中学生くらいだもんねぇ」

私はセーラー服姿でもじもじしている、中学生バージョンのななみちゃんを見て言った。

「ななみちゃん可愛いんだからもっとオシャレしなきゃ駄目よ!あ、こっちのフリフリのゴスロリも着てみる?やだ、すっごい似合う!
じゃあこっちは?このチャイナ服!
きゃー!中華街に立ってそう!
じゃあねぇ、じゃあねぇ、これ!このネコミミ付きの着ぐるみ!
やぁんっ!連れて帰って室内で飼いたいっ!
じゃあとどめに、このスク水を…!」

「黛さん」

私達に背を向けていた小山田君が呟いた。

「そのくらいにしておいてくれ。野いちごで掲載できなくなる」